原市沼の古代蓮2023の見頃や開花状況は?公開期間や駐車場は?

埼玉県の上尾市と伊奈町の境界にある原市沼(はらいちぬま)は古代蓮を鑑賞できる穴場スポットです。ピンク色の大きな花を咲かせる古代蓮は華やかで上品な美しさがあります。

ここでは原市沼の古代蓮の見頃はいつか、開花状況についてまとめました。また、公開期間や駐車場情報なども紹介します。

原市沼古代蓮の見頃や開花状況は?

原市沼の古代蓮の見頃はいつ頃でしょうか?

例年の見頃は7月上旬~下旬頃です。

昨年2022年は6月末には多くの花が開花し始め、7月中旬には見頃を迎えていました。

以下写真は2022年7月10日の写真です。

2023年3月に新しい看板が設置されたそうです♪

ピンクのはなびらがふんわりと大きく開いていてとても美しいですね。

まだつぼみの花も多くあり、7月末頃まで見頃でした。

原市沼古代蓮の公開期間は?

2023年の古代蓮の公開期間はまだ公表されていません。

2022年6月25日~8月10日までが公開期間でした。開園時間は朝6時~12時までです。

古代蓮は花の咲く時間帯が決まっていて、朝6時~9時頃が見頃です。

お昼近くになると花がつぼみの状態になってしまうので、早朝に見に行きましょう♪

原市沼古代蓮について

原市沼は原市沼川の流入・流出がある湿地帯にあります。戦前までは蓮の花が咲いている土地でした。

25年ほど前に行田市から古代蓮の種を譲り受け、「原市沼を愛する会」のボランティアの方が育て始めました。年間を通してボランティアの方が作業して古代蓮を守っています。

ボランティアの方の尽力で毎年美しい古代蓮を鑑賞することができています。

古代蓮とは

明確な定義はないようですが、園芸品種が出てくる以前の非常に古い時代に存在していた蓮を指します。行田市では推定1400~3000年前の地層から出てきた種が自然発芽、開花しました。それが行田古代蓮と呼ばれるようになりました。

古代蓮はピンク色の一重咲きで、大型の葉と花が特徴です。

原市沼の蓮池について

蓮池の入口に手作りの小屋があり、受付があります。入場料は無料ですが、運営のための募金箱が設置されています。

受付を抜けると蓮池とのどかな風景が広がります。

敷地内は古代蓮を間近で鑑賞しやすいように、蓮池の間に木道が渡されています。

休憩できる東屋やベンチもあり、ゆっくり花を楽しむことができます。

古代蓮の他にも、ハンゲショウやオモダカ、ガマ、オニバス、スイレンなど水辺の植物も植えられています。

北側にはJR新幹線の高架があり、新幹線と古代蓮のコラボ写真を撮ることもできます♪

所要時間は30分~1時間程です。

東屋以外は日陰がないので、水分補給の飲み物や、帽子や日傘、日焼け止めなど紫外線対策をしていくとよいですね。

足下は土と湿地に渡された木道になりますので、滑りにくく歩きやすい靴がオススメです。

原市沼には食べ物や飲み物を売っているお店やトイレはないのでご注意ください。

入口の小屋にはボランティアスタッフの方がいて、古代蓮の話などを丁寧に説明してくれます。帰りに蓮の実を試食させてくれたり、蓮の種をお土産にいただけますよ♪

2022年7月10日に原市沼の古代蓮を見に行きました♪

  • 駐車場:原市沼前の道路片側に路上駐車です。日曜日の朝9時頃で待たずに停めることができました。まだ余裕がありました。
  • 入場:入口の小屋で受付の方がどこから来たかと交通手段をアンケートされていました。
  • 開花状況:今日の開花は128本と記載がありました。特に入口から奥の方のハス田は多くの花が咲いていました。つぼみの花も多くありました。
  • 混雑状況:空いていて、ゆっくり花を見ることができました。花を撮影していても気にならない程度の人出です。
  • 退場:出入り口は1カ所です。退場時に募金箱に気持ちばかりですが納めさせていただきました。募金箱は小屋の中にあります。
  • 小屋の近くにはザリガニとメダカがいて、希望する人には分けていただけます。ハスの種とハスの実(花托)のドライフラワーもお土産にくださいます。

滞在時間は40分程でした。ハス田や施設内をボランティアの方が丹精込めて手入れをされているのが伝わり、見ていると温かな気持ちになります。鳥の声が聞こえて、のどかな場所でとても癒やされました。

メダカはペットボトルを再利用した容器に入れてくださいます。

アクセス・駐車場について

電車でのアクセス

大宮駅から埼玉新都市交通伊奈線(ニューシャトル)にて沼南(しょうなん)駅下車、高架沿いに歩き5分程。

※ニューシャトル乗車時間は13分。始発は6時台からあります。

車でのアクセス

国道16号線東大宮バイパスから第二産業道路を北上し10分程。

専用駐車場はありませんが、原市沼の前の道路に一定方向に片側駐車するよう看板が出ています。20台程駐車できます。

沼南駅近くにコインパーキングもあります。

まとめ

この記事では原市沼の古代蓮の見頃や開花状況、公開期間やアクセスについて紹介しました。

2023年の見頃は7月上旬~7月下旬頃になりそうです。

花がたくさん咲いている時間は朝6時から9時頃です。

原市沼前の道路に車を駐車することができます。電車も6時台から運行しており、最寄りの沼南駅からは徒歩5分とアクセスがよい場所です♪

入場料は無料ですが、運営のための募金箱があるのでお気持ちだけでも納めてはいかがでしょうか。

ピンク色の大輪が空に向かって咲く光景は美しく、圧倒されます。早起きして間近で鑑賞してみてはいかかでしょうか。

3件のコメント

原市沼蓮池について丁寧にご紹介いただき有難うございます。
長年使っていた蓮池の看板が大分劣化したため、2023年3月に新しく設置致しました。
どうぞまたお越しください。

綺麗なハスの花や様々な木の実 花 可愛いメダカの群れ 蛇蜻蛉の飛ぶ小川 丁寧で愛情のこもったお手入れをされている事を感じ 心から癒されました。 職場の子供達にメダカも頂きました。大事に育てたいと思います。 ありがとうございました。 本日は主人と再度訪れさせて頂きましたが、残念ながら午前中だけの開園なのですね。 またお邪魔させて下さいね

記事をご覧いただきましてありがとうございます。
ボランティアの方の尽力のおかげで毎年きれいな花に癒やされています。
今年も楽しみに伺いたいと思います。
コメントをありがとうございました。

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